Felix Da Housecat

提供:小室哲哉WiKi
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Felix Da Housecatは,シカゴ・ハウスの鬼才として支持を集めたDJ/プロデューサー。

1971年デトロイトで生まれ。15歳の時に DJ Pierreに紹介され,サポートを受けながら処女作のPhantasy Girlを作り上げた。しかし,父とDJ Pierreとの確執によりしばらくハウスから離れる事となるが,7年後にDJ Pierreと再びコンタクトをとり,1993年にはデビュー・アルバム『By Dawn's Early Light』を完成。自身のレーベル「Radikal Fear」を作り,X-Press 2,ダイアナ・ロス,カイリー・ミノーグ,マドンナ,ブリトニーなどの楽曲を手がけた。

アフロヘッド(Aphrohead),スリー・マッドキャット・コートシップなどの名義も使い分けて活動し,2001年にはアルバム『Kittenz And Thee Glitz』が大ヒットした。2004年のアルバム『Devin Dazzle And The Neon Fever』では,生楽器やヴォーカルを導入して新しいアプローチを見せた。

EUROGROOVEの「It's on you」がイギリスのチャートで首位を獲得したのは,彼の大胆なシカゴ・ハウスによるリミックスが注目を集めたところが大きい。

Re-Mixography

  • 1995.**.** EUROGROOVE It's On You (Scan Me) (Felix Da Housecat Mix)

EUROGROOVEの「It's On You」がUKチャートで一位を獲得した理由はあまり知られていない。そのため,「イギリスでもマイナーなチャートでトップに立っただけだ」といった皮肉も聞かれたが,このチャート制覇がEUROGROOVEを終了へと向かわせ,TKの活動の本拠がアメリカへと移る切っ掛けとなったのである。

知名度がないEUROGROOVEのマキシシングルには,誰のミックスが収録されているかが,アーティスト名よりも大きく表記され,それを売りにしていた。その中で,シカゴハウスによるFelix Da Housecatのリミックスが,イギリスで話題を呼んだのである。

1995年当時の小室哲哉は,イギリスでの楽曲のヒットがアメリカで話題を呼び,そして日本へと逆輸入されることによる楽曲の伝播の世界一周を目論んでいた。しかし,イギリスでのテクノ系のヒットも,ヒップホップ全盛のNYでは需要がなく,逆にシカゴハウスによるFelix Da Housecatのリミックスがイギリスで注目を集めるという逆方向のベクトルの中で,EUROGROOVEのアメリカ進出は叶わなかった。

アメリカではEUROGROOVEのプロモ盤はTodd Terryなどのリミックスにより作られたのだが,大きな反響を受けることはなく,次第に小室哲哉はR&Bやヒップホップに傾倒し,アメリカへの直接進出を目論むようになったため,EUROGROOVEのプロジェクトは終了した。

こうした,イギリスからアメリカへの目標の変化の切っ掛けとなった楽曲として,ファンなら押えておきたい一曲である。

関連項目