EUROGROOVE #01
『EUROGROOVE #01』は,1994年6月29日に発売されたEUROGROOVEの1st.アルバム。発売元はCutting Edge。
基本情報
- 発売日:1994年6月29日
- 品番:CTCR-16000
- 定価:本体2,718円
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曲目
| No. | 曲名 | アーティスト名 | アナログ盤 |
|---|---|---|---|
| 1 | SCAN ME (ORIGINAL MIX) | EUROGROOVE feat. DOMINIQUE, EINSTEIN | CTJT-6001 |
| 2 | RIVER (RUN DRY) | PUBLIC ART | |
| 3 | MOVE ON BABY (ORIGINAL MIX) | CAPPELLA | |
| 4 | THE KEY, THE SECRET (GLAMOUROUSLY DEVELOPED MIX) | URBAN COOKIE COLLECTIVE | |
| 5 | DON' T KEEP ME HANGIN' ON (ORIGINAL MIX) | EUROGROOVE FEAT. DOMINIQUE | CTJT-6002 |
| 6 | SEX DRIVE (SINGLE CUT) | GLAM with PETE BURNS | |
| 7 | SHOW ME (CULTURE MIX) | KIM SANDERS | |
| 8 | MY BODY (RADIO MIX) | DJH feat. STEFY | |
| 9 | IS IT LOVE (CLUB MIX) | TWENTY 4 SEVEN | |
| 10 | WHY WHY WHY (CLUB EDIT) | DEJA VU | |
| 11 | BROTHERS IN THE SPACE (DREAM SIMPHONY MIX) | ALADINO | |
| 12 | LIGHT MY FIRE (KM1972 MIX) | CLUBHOUSE feat. CARL | |
| 13 | YOUR LOVE (RADIO EDIT) | FARGETTA feat. LORNA | |
| 14 | U GOT 2 KNOW (MAXIZONE REMIX) | CAPPELLA | |
| 15 | SCAN ME (12" CLUB MIX) | EUROGROOVE feat. DOMINIQUE, EINSTEIN | CTJT-6001 |
解説
EUROGROOVEの楽曲と,ユーロ・ダンス系海外アーティストの楽曲をまとめたオムニバス盤。EUROGROOVEの楽曲は「SCAN ME」(2 version収録)と「DON'T KEEP ME HANGIN' ON」を収録した。
ブックレット内のアーティスト紹介としては,下記のように書かれている。
単なるダンス・ミュージックの枠にとどまらない、ユーロ・ダンスシーンの「EUROGROOVEサウンド」を、世界のポップ・フィールドに向け発信し、定着させることを楽曲の方向性として、「EUROGROOVE」というユニットが生まれた。ユーロサウンドと伝統的な楽器が創り出すグルーヴ……既に「EUROGROOVE」はアルバム・タイトルでもあり、“avex rave '94”のイベント・テーマ曲、CMテーマ曲として、シングルの国内リリースも決定している。
当時小室哲哉が傾倒していたイタロ・ハウスやトライバル・ハウスの傾向を反映し,「ユーロサウンドと伝統的な楽器が創り出すグルーヴ」が追求された。外部ミュージシャンとして,太鼓や鉦鼓など和楽器で仙波清彦,篠笛で福原徹彦が参加した。仙波清彦は,同年に発売されたtrfの「BOY MEETS GIRL」においても和太鼓を演奏している。後に映画『写楽』のテーマソングをEUROGROOVEが手掛けることになるが,このアルバムで既に「和」と「洋」の世界の融合が試みられていた点が,注目に値する。
TRFのデビュー時と同じく匿名性の強いユニットで、アーティスト写真などは掲載されていなかった。EUROGROOVEの楽曲とヨーロッパのダンスヒットを並列的に収録することで、楽曲の力のみで海外で対等に勝負出来る自信を示したかったのだろう。
このアルバムからは「SCAN ME」がイタリアで12インチ盤が製作・配布され、EUROGROOVEのヨーロッパ進出の足がかりとなった。
楽曲解説
SCAN ME
ヨーロッパで最も早くイタリアのARIESレーベルに購入され,CAPPELLAのチームによりリミックスが作られた(『EUROGROOVE #02』に収録)。また,EUROGROOVEが3人組ユニットとしてavex UKより欧州デビューした際には,It's On You (Scan Me)としてFKBのチームによりリプロダクションされ,UKナショナルチャートで首位を獲得した。結果的には,EUROGROOVEの楽曲の中で最も成功を収めた楽曲となった。和楽器と打ち込みのリズムが融合し,独特のグルーヴ感を醸し出している。トライバルとイタロハウスを日本流に融合したという点では,trfの『WORLD GROOVE』からの流れを継承している。
DON'T KEEP ME HANGIN' ON
福原徹彦の篠笛と,エスニックなヴォーカルのメロディラインが妖し気な雰囲気と,テクノ・レイヴのテンション感がバランスよく混ざった和風トライバル・ハウスの隠れた名曲。アルバム『EUROGROOVE #03』で,Tribal Mixとしてピアノのシンコペーションを入れたリミックスが聴けるが,こちらはDave Fordによるリミックスで,篠笛の音は消されており,トライバルというよりはハードハウス寄りで当時のDave Fordの傾向が強く出ている印象。trfの『hyper mix 4』と組み合わせても違和感がないだろう。